第十回 コージェネレーション

こんにちは!なっとくユーアイ塾のお時間です!

猛暑……ッ。ちょっと勘弁してほしいほどの酷暑……。そんなに暑くなってどうすんの……落ち着け落ち着け……。
こんなムダに暑いと、この熱量どっかに使えるんじゃないかなと思ってきます。さくっと調べてみたところ、世の中の人々はすでにアスファルトの上で目玉焼きを作ったりベーコンをカリカリに焼いたり、はたまた車のダッシュボードで温泉卵を作ったりとガス代節約に勤しんでいるご様子。さらに偉い人たちは「夏の暑さを保存して冬に使う」技術を研究しているとか。やはりムダなエネルギーは利用するに限りますね。
ところでエネルギー業界(?)に「コージェネレーションシステム」なるものがあるのはご存じでしょうか?
これも捨てられるだけのエネルギーを有効利用しようという省エネなシステムなのです。

コージェネレーションシステムとは?

コージェネレーションとは<電力>と<熱>を同時に生産することができる設備のことを言います。
電力を生産する発電設備は排熱の必要があり、熱を生産する燃焼機関は電力を生み出すことができます。それらをお互い利用し、エネルギーを最大限に活用しようというのがコージェネレーションシステムなのです。

例えば工場で稼働しているエンジンやタービンですが、長時間動かしていると排熱がもったいないですよね。そんなときにこのシステムを使って排熱を給湯や空調の熱源に回してしまうんです。
しかもこのシステムはエネを省するだけでなく、天災などで停電があった際にも自立運転が可能であり、非常用電源としての利用が可能になります。実際東日本大震災後には需要が上がったそうです。

ざっくり!コージェネ設備の仕組み

ではざっくりとですがコージェネの仕組みについてご説明させていただきます。

自転車発電でペダルを漕ぎつつ火照った体で卵を温める、みたいな感じです(?)
また、廃熱利用の吸収冷凍機を使えば排熱が冷房にも使えます。
そして規模が大きくなるほど生産できる電力も多くなり、巨大な工場施設なんかになると災害時に地域の主要な施設へ電力を供給するところなんかもあるみたいです。
やはり大きな工場施設になると消費する電力・ガスも相当なものになりますし、もったいないものは有効活用しなければいけませんね。地球的にも。
このコージェネレーションシステムは家庭用のものもあります。初期費用ちょっとお高いみたいですけどね。

浮いたお金でタピろう

でもこのご時世、いつ停電しても最低限の生活ができるようにと身の回りの設備を整えることも大事ですし、もちろん電気代やガス代の節約も重要な課題です。
みなさんもマイホームなど建てた際には考えてみてはどうでしょうか?

では今回はサクッとこの辺で!

 

とりあえずお気軽にお問合せください! ☎ 072-936-0039

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