こんにちは、なっとくユーアイ塾のお時間です!
突然ですが今回のなっとくユーアイ塾から怒涛の「配管シリーズ」が始まります。記念すべき第一回目は「バルブ(弁)」です。配管に付いているアレとかコレとかです。
正直に申しますと配管については私勉強不足で全然分かりません……なので今回はみなさんと一緒に勉強していきたいと思います!
バルブ(弁)とは
バルブとは配管を通る流体(気体や液体のこと)の出入りを開閉あるいは調節するものを言います。
種類もいくつかあり、それぞれ用途や流体の種類、配管の寸法などによって使い分けています。今回は5種類のバルブをご紹介いたします!
ゲート弁
・弁体を上下させることによって流体を制御する弁 |
ボール弁
・一直線に穴の開いたボール型の弁体を回転させることによって流体を制御する弁 |
グローブ弁
・隔壁に設けられたシート面に弁体を押しつけることによって流体を制御する弁 |
チャッキ弁
・弁体の背圧によって逆流を防止する弁 |
バタフライ弁
※3Dで動かすパワーはありませんでした ・ホテルの回転ドアよろしく弁体を回転させることによって流体を制御する弁 |
配管の間にはこんなものが挟まっているんですねぇ。
しかしこんなこと言われても特に身近なもんでもなし、ぱっとみ見分けも付かんし……と思っている方。いいえ、意外とバルブはそこらじゅうにあります。あるったらある。
ホントにあるから信じてもらうためにちょっと街中歩いてみてバルブを探してみようと思います。レッツゴー!
バルブ探索隊
第一バルブ発見。
こちらガスボンベのバルブです。居酒屋さんで働いたことある方もお馴染みですね。
このバルブは「ゲート弁」です。ハンドルの形と縦長感が見極めの決め手です。
こちらはどこにでもあるガスメーターです。
ここにもいっぱいバルブがあります!やったぁ!
一番左の配管から来たガスを二手に分けてますね。分岐点の直前にバルブ、それからメーターの直前と直後にもバルブがあります。
メーターの取替や修理のときを配慮した配置っぽいですね。このバルブは「ボール弁」です。ハンドルがポイントです。
次は歩いているとよく見つけるマンホールの中。
家庭に水を送っている水道配管です。地面に埋まっているのは戸建てのものですね。青いのがメーター、その隣にハンドルがあります。このハンドルは「ゲート弁」かなぁ。つまみのボール弁の場合もあるらしいですけどねぇ。
とにかくこれはいたずらとかで締めたりしたらダメな代物です。
これはマンションの玄関横にある扉を開いたらあるガス配管です。
「ボール弁」です。
これはマンションの壁面に沿った配管の地上付近にあったバルブです。
上から流れてくる排水管なんじゃないかと思います。右の大きいのが「ウエハ式チャッキ弁」、左が「ゲート弁」。
ウエハ式チャッキ弁というのは、バタフライ弁みたいに円盤の弁体をしているのですが、まんなかでパカッと折れて流体を通し、逆流してきたらシュッと円盤に戻って逆流を防ぐんですねぇ。
他にもウォーターサーバーのコレとか、浮輪の空気入れるところとか、バルブっていうのは本当にどこにでもあるのです!!!
それになんて言ったって我々人間の心臓には立派な弁が二個も付いている!!!心の中にいつもバルブ!!!
中々有意義なエア散歩でした。ありがとうございました。
次回は「まだまだある弁の世界」です。お楽しみに。
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